ウィルス感染拡大は利権であり人災

 国立感染症研究所ウイルス部元研究員の岡田晴恵・白鴎大教授は、感染を判断するPCR検査の体制が十分ではなく、現場の医師からSOSが上がっていることについて、「国立感染症研究所のOBがデータを独占したがっていることが背景にある」と暴露した事が世間に波紋を広げている。 

 

これについて、医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏は次のように答えている。

 

 検査を国立感染症研究所でやることになっており、そこに予算がたくさんついている。しかしながら、日本の感染症研究所は、臨床検体をたくさん捌くところではないので無理。そこで、臨床検査メーカー(SRL)に委託したが、「クリニックからの検査依頼を受けてはいけない」という驚きの事実を明らかにしてた。

 

 その上で、「国民の立場に立てば、健康保険を適用して、どこでも検査を受けられるようにすべき。遠隔診療をすれば他人にうつさない。それをしないのは、全部、利権なんですよ。やれることをやってないのは、人災です」と述べている。

 

 全ての疑問に対する答えはここにあります。「利権」と「癒着」…「政治と金」これは切っても切れない関係です。しかし、「国難」と思われる時期であっても、命をお金としか思わない人達が、政治家を動かし国を動かしています。

 

 国会では、コロナウィルス問題に多くの時間を割き、押し問答を続けています。しかし、これも全て茶番劇であり、国民を騙すためのパフォーマンスです。やっているのは、「国会劇場」です。

 

 多くの政治家も、何が問題なのかも理解しているでしょう。しかし、政治家も「政治家」と言う職業です。国民の生活を守る以前に、自らの生活を守らなければなりません。はっきりと言うなれば、「政治家のための政治」を行なっているに過ぎないと言うことです。