「ウィズ コロナ宣言」で日本文化は消滅する!

緊急事態宣言が解除され、コロナ時代に対応すべく「新しい生活様式」に従順に従ってしまう国民の様は一種の宗教信者のように見えてしまいます。自粛や休業要請は、市民精神や同調圧力に屈し要請に従ってしまう国民性を上手く利用し成功しました。

 

宣言解除後は、「新しい生活様式」に若干の違和感を感じつつも、早くも順応してきているようです。ある意味、とても順応性に優れた国民とも言えますが、それと同時に洗脳されやすい国民でもあると言うことです。

 

新しい生活様式は、日本古来から続く習慣や慣習を失くします。すでに、茶道や華道に至っては従来の作法を排除している教室もあります。武道に至っても同様のことが言えるでしょう。作法は心を作り、それが振る舞いとなります。その振る舞いが「躾」となります。躾の語源は「身を美しくする」からきています。

 

従って、「Social distance」や「三密」は日本の文化を根本から否定することになり、日本文化の消滅を意味します。

 

日本は、他の国には無い独特の文化を持つ国です。「気配りや心配り」「気遣いや思いやり」など、「思い=心」を大切にします。心と身体は一体であり、思いは仕草に現れます。

 

2020年 五輪招致のプレゼンで、滝川クリステルさんは「おもてなし」の文化をアピールしました。しかし、「Social distance」や「三密」と言う「新しい生活様式」は、今までの「お・も・て・な・し」のスタイルを変えることになります。そして、近い将来、日本人の本質も変えることになるかもしれません。

 

先日、日本国内で三味線の製造、修理を担う国内大手メーカー「東京和楽器」が廃業するとの報道がありました。また一つ、日本文化が消えます。