つながり孤独

ツイッターFacebookなどのSNSが急速に普及するなか、多くの人とでつながっているのに「孤独」という、「つながり孤独」を感じる人達が増えいます。心理学や精神医学では、孤独は自殺を招く大きな原因とも言われており、解決すべき社会問題となっているほどです。

 

人は社会との繋がりが無くなったときに生きる意味を失い自殺しやすい一方で自分を気にかけてくれている人や気軽に相談できる人がいれば自殺を防げる可能性が高いのです。また孤独は心身の健康を損ねたり、職を失ったりすることにつながるなど、全ての世代に関わる深刻な問題と受け止められています。

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配偶者が先に亡くなった場合の男性の死亡率が2.4倍に増えるというデーターがあります。しかし、その一方で、女性は独身になってもあまり変化がなく、パートナーの死が大きな精神的ダメージになる男性に対して、女性はパートナー以外にも気軽にに話せる相手が多いため孤独を感じにくい。つまり女性にとっては話せる友人の数の方が重要だということです。

 

しかし、SNS利用者に対するアンケートによると、一日のSNSの利用を全くしない人が「孤独を感じる」と答えた人の割合が64%だったのに対して1〜2時間と答えた人の割合が87%であった。つまり、SNSの利用時間が長い人とほど孤独を感じやすいことになります。